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平成20年 秋期 基本情報技術者 午後 問05
問05 楽曲ダウンロードシステムプログラム設計に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。 C社では,ディジタル化した楽曲を会員がダウンロードできる楽曲ダウンロードシステム(以下, システムという)を提供している。 〔システムの概要〕 (1) 楽曲の情報は,楽曲番号をキーとして楽曲管理ファイルに記録される。楽曲番号は, それぞれの楽曲データに割り当てられる一意な番号である。楽曲管理ファイルのレコード様式を図1に示す。
注 下線はキー項目を表す。
図1 楽曲管理ファイルのレコード様式
注 下線はキー項目を表す。
図2 会員ファイルのレコード様式 (4) システムは,(3) で入力された会員番号をキーとして会員ファイルを検索し, 会員番号が一致したレコードの暗号化したパスワードを取り出す。暗号化したパスワードと, 入力されたパスワードを暗号化した結果が一致した場合は,ログインを許可し, 楽曲検索を表示する。一致しない場合は,ログイン不許可のメッセージを表示して終了する。 (5) 楽曲検索画面には,曲名からジャンルまでの楽曲管理ファイルの項目(以下,検索項目という)が 表示される。ログインした会員は,楽曲の検索条件として,一つ以上の検索項目に対する 検索内容を入力する。複数の検索条件が指定されたときは,入力されたすべての 条件を AND で接続した条件による検索が行われる。検索が不要の場合は,ログアウトを選択する。 (6) システムは,(5) で入力された検索内容を基に,楽曲管理ファイルを検索する。 条件に一致したすべてのレコードを抽出し,楽曲番号,曲名,演奏者名を楽曲選択画面に表示する。 条件に一致するレコードがない場合は,楽曲検索画面にその旨のメッセージを表示する。 (7) (6) で表示された楽曲選択画面で会員が曲名を一つ選択すると,その楽曲のダウンロードが すぐに始まる。再検索を選択すると,楽曲検索画面に戻る。 (8) ダウンロードが完了したらダウンロードした日時をダウンロード実績ファイルに格納し, ダウンロード完了のメッセージを表示して (5) に戻る。ダウンロード実績ファイルのレコード様式を図3に示す。
注 下線はキー項目を表す。 図3 ダウンロード実績ファイルのレコード様式 ![]() 図4 システム画面遷移 ![]() 図5 システムのモジュール構造 ![]()
現在日付をシステムから取り出す。次にログインした会員の a に関する解答群 エ ダウンロード日付 オ 入会日 カ パスワード b に関する解答群 ウ 楽曲検索画面の表示 エ 楽曲選択画面の表示 オ 楽曲のダウンロード
設問2 楽曲選択画面の表示項目として,その会員が既にダウンロードしたことのある 楽曲については,最後のダウンロード日付を追加する。 次の記述中の ![]()
会員の入力した検索内容で楽曲管理ファイルを検索し,条件に一致するすべて
レコードを抽出する。抽出したレコードの楽曲番号が,その会員が既にダウンロード済の
楽曲のものであるかどうかは,ダウンロード実績ファイルを c に関する解答群 イ 会員番号と楽曲番号 ウ 会員番号と楽曲番号とダウンロード日付 エ 会員番号とダウンロード日付 オ 楽曲番号 力 楽曲番号とダウンロード日付 キ ダウンロード日付 d に関する解答群 エ 1件 オ 2件以上
設問3 入会直後の会員のダウンロード状況を把握するために,全会員の入会後1週間に おけるジャンル別のダウンロード件数表を作成することにした。ジャンル別ダウンロード件数表の 例を図6に示す。また,ジャンル別ダウンロード件数表の作成の流れを図7に, 各処理の説明を表に示す。表中の ![]() なお,ジャンル別ダウンロード件数表には,図6のようにジャンル別のダウンロード件数と その楽曲数が表示されるものとする。
![]() 図6 ジャンル別ダウンロード件数表の例
![]() 図7 ジャンル別ダウンロード件数表の作成の流れ
表 各処理の説明
e に関する解答群 ウ ダウンロード実績ファイル エ ジャンル オ ダウンロード件数
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