基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問03
問03   負の整数を表現する方法

 負の整数を表現する代表的な方法として,次の3種類がある。

a 1の補数による表現

b 2の補数による表現

c 絶対値に符号を付けた表現(左端ビットが0の場合は正,1の場合は負)

 4ビットのパターン 1101 を a 〜 c の方法で表現したものと解釈したとき, 値が小さい順になるように三つの方法を並べたものはどれか。

ア a , c , b         イ b , a , c

ウ b , c , a         エ c , b , a


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 1の補数は、正の数値 a のすべてのビットを反転( 0 ならば 1、1 ならば 0 )したものを 負の数 −a とする。2の補数は、1の補数に 1 を加えたものを −a とする。

  • 1101 を1の補数で表現すると 0010 となる。(10進数で−2)
  • 1101 を2の補数で表現すると 0010+0001=0011 となる。(10進数で−3)
  • 1101 を絶対値に符号を付けた表現をすると 101 となる。(10進数で−5)
 よって、値が小さい順になるように三つの方法を並べると c , b , a となる。

[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ