TCP/IP ネットワーク上ではネットワークが膨大な広さになるため、複数の
小さなネットワーク(サブネット)に分割、管理されている。
サブネットマスク(subnet mask )とは、このサブネット内の IP アドレスのうち、
どのビットをどこのネットワークを識別するネットワークアドレスに使用するかを
定義する数ビットの数値のことを指す。
サブネットマスクは IP アドレスのどこまでをネットワークアドレスに使用するのかを決める数値である。
IP アドレスのサイズは、ネットワーク・アドレス部とホスト・アドレス部のサイズは、
足せば常に 32bit になるという関係がある。
その結果、ネットワーク・アドレス部を広くすれば逆にホスト・アドレス部が少なくなり、
逆にネットワーク・アドレス部を少なくすれば、ホスト・アドレス部は広くなる。
サブネットマスクでは、CIDR(サイダー)という書式が使われることもある。
例えば 255.255.255.0 は、2進数で表すと 11111111.11111111.11111111.00000000 となり、
1が 24 個続くという意味のため、CIDR 表記は「/24」となる。
問題の /28 は、2進数で表すと 11111111.11111111.11111111.11110000 となり、
255.255.255.240 がサブネットマスクとなる。この場合、最後の4ビット(16)が
使用できる IP アドレスの数である。
ただし、0と全部1のアドレスの2つは、ホストに割り当てができないので、
14 となる。
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