【基本情報技術者試験平成23年秋期午前】問題・解説・解答

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平成23年秋期基本情報技術者午前問11

問11　　 主記憶の実効アクセス時間

　A ～ D を，主記憶の実効アクセス時間が短い順に並べたものはどれか。

ア　A，B，C，D　　　　　　イ　A，D，B，C

ウ　C，D，A，B　　　　　　エ　D，C，A，B

解説

　キャッシュメモリがない、A と B は、主記憶のアクセス時間が実効アクセス時間となる。また、キャッシュメモリがある、C と D の実行アクセス時間は、

　キャッシュメモリのアクセス時間 × ヒット率＋主記憶のアクセス時間 × (1－ヒット率)

が実効アクセス時間となる。

Ａ：15 (ns)

Ｂ：30 (ns)

Ｃ：20 × 0.6 ＋ 70 × 0.4 ＝ 12 ＋ 28 ＝ 40 (ns)

Ｄ：10 × 0.9 ＋ 80 × 0.1 ＝ 9 ＋ 8 ＝ 17 (ns)

　よって、実効アクセス時間が短い順にＡ→Ｄ→Ｂ→Ｃとなる。

【平成21年春問02】
【平成17年秋問02】