基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成22年 春期 基本情報技術者 午前 問20
問20   アプリケーション利用に関する記述

 仮想記憶を用いたコンピュータでのアプリケーション利用に関する記述のうち, 適切なものはどれか。

ア アプリケーションには,仮想記憶を利用するためのモジュールを組み込んでおく必要がある。

イ 仮想記憶は,磁気ディスクにインストールされたアプリケーションだけが利用できる。

ウ 仮想記憶を使用していても主記憶が少ないと,アプリケーション利用時にページフォールトが多発してシステムのスループットは低下する。

エ 仮想記憶を利用するためには,個々のアプリケーションで仮想記憶を使用するという設定が必要である。


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

 仮想記憶システムは、主記憶装置の容量よりも大きな記憶空間を使用することができるシステムである。 ハードディスクなどの補助記憶装置に仮想記憶領域を作成し、プログラムを仮想記憶に分割して記憶し、 プログラムを実行するときに必要な部分を主記憶に割り当てて実行を行う。

ア:仮想記憶の管理は、OS が行うため、アプリケーションは仮想記憶を利用するためのモジュールを組み込む 必要はない。

イ:仮想記憶を利用するために、アプリケーションを磁気ディスクにインストールする必要はない。

ウ:正しい。

エ:個々のアプリケーションにおいて、仮想記憶を使用するという設定は必要ない。


[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ