基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問75
問75   散布図について

 プログラムのステップ数が多くなるほどステップ当たりのエラー数も多くなる傾向が あるように見受けられたので,データを採って調べた。これを分析するのに最も適した図はどれか。

ア 系統図      イ 散布図      ウ 特性要因図      エ パレート図
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解説

 散布図とは、相互に関係があると思われる2種類のデータをそれぞれ縦軸と横軸にとって対応点を 打点して作成したグラフのことである。散布図を使うことによって、 対応物の特性とその変動要因の関係性や、特性と他の要因との関係性が把握できる。 基本的に対応点が右肩上がりの場合、正の相関で、左肩下がりの場合、負の相関である。

 特性要因図とは、結果(特性)と要因(原因)との関連性を矢印でつないだ図である。 多くの要因がどの様な因果関係になっているか、どの部分が問題を起こしている要因となっているか等を 考えられるものを系統的に洗い出し、その中で重要と思われる要因を浮き彫りにするときに用いられる。 特性と要因の関係を矢印で表すと魚の骨の様な形になることから、フィッシュボーン図とも言う。

 パレート図は、値が大きい順に並べた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせたグラフである。


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