基本情報技術者試験の過去問と解説
[TOP] [午前分野別] [午後分野別] [キーワード索引] [令和元年秋午前] [令和元年秋午後]

平成19年 春期 基本情報技術者 午前 問68
問68   セキュリティ対策に関する記述

 ネットワークシステムのセキュリティ対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア ISDN 回線やパケット交換回線では,接続時に通知される相手の加入者番号によって相手確認を行うことができる。これをコールバックと呼ぶ。

イ 回線暗号化装置を DTE(通信制御装置や端末装置など)と DCE(モデムや DSU など)の間に設置して,伝送区間ごとに暗号化を行う方法では,既設のハードウェアやソフトウェアの一部に変更が必要になる。

ウ 閉域接続機能をもつ回線交換網を利用して,回線接続の範囲を特定の利用者グループに限定することは,外部からの不正アクセスの防止に有効である。

エ 無線 LAN の使用は,ケーブルを介在させないので伝送途中の盗聴防止に有効である。


解答←クリックすると正解が表示されます

解説

ア:DHCP ( Dynamic Host Configuration Protocol ) は、 各クライアントに、 起動時に動的に IP アドレスを割り当てる機能である。一定時間使用しない場合は、 IP アドレスを回収し、他のクライアントに割り当てる。 DHCP サーバは、IP アドレスをクライアント用にいくつかまとめて用意しておく。

イ:FTP( File Transfer Protocol ) は、遠隔地のコンピュータと自分のコンピュータとの間で ファイルの転送を行うプロトコルである。

ウ:PPP( Point to Point Protocol ) は、2点のコンピュータやルータを接続するための プロトコルである。

エ:SNMP( Simple Network Management Protocol ) は、電子メールを転送するための プロトコルである。

【平成17年秋 問51】


[←前の問題] [次の問題→] [問題一覧表] [分野別] [キーワード索引] [基本情報技術者試験TOP ]
©2004-2024 情報処理試験.jp |  プライバシーポリシー・著作権・リンクお問合わせ