基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成18年 春期 基本情報技術者 午前 問10
問10   後置表記法

 後置表記法(逆ポーランド表記法)では,例えば, 式 Y = ( A B C
YAB C ×=と表現する。 次の式を後置表記法で表現したものはどれか。

Y = ( A B )×( C −( D ÷ E ))

ア  YAB CDE ÷−×=       イ  YAB C DE ÷×=

ウ  YAB EDC ÷−×=       エ  YBA CD E ÷×=


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解説

逆ポーランド記法は、演算子を被演算子の後ろに配置する数式の表記法である。

例えば、A+Bは、AB+と表記する。

Y=(A+B)×(C−(D÷E))
最も優先度の高い「A+B」と「D÷E」を逆ポーランド表記法にする。

Y=(AB+)×(C−DE÷)
次に,「DE÷」を1つの文字と考えると、後半部分は、 「CDE÷−」になる。

Y=(AB+)×(CDE÷−)
=の右辺を逆ポーランド表記法にする。

Y=AB+CDE÷−×
式全体を逆ポーランド表記法にする。

YAB+CDE÷−×=

【平成10年春 問10】


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