基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成17年 秋期 基本情報技術者 午前 問54
問54   CSMA/CD方式のLANの特徴

 CSMA/CD 方式による 10M ビット/秒の LAN の特徴として,適切なものはどれか。

ア 送信フレームの衝突が生じたときは,送信端末は送出を中断し,乱数に従った待ち時間の後に再送する。

イ 多数の端末が同時にデータを送出する場合は,伝送路が時分割多重化されるので,10M ビット/秒の伝送速度は保証されない。

ウ 端末がデータの送信権を確保するためには,トークンを獲得する必要がある。

エ 端末ごとにタイムスロットが決められるので,必ずそのタイミングでデータを送信する必要がある。


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解説

 CSMA/CD( Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection )方式は、 ネットワーク上に転送中のデータがないことを確認(キャリア検知)した後、 データを転送する。もし、ネットワーク上でデータの衝突が起きた場合は、 データを再転送する。一般に CSMA/CD 方式の LAN のデータ伝送速度の最高は 10Mbps である。

ア:正しい。

イ:誤り。 CSMA/CD では、伝送路を時分割多重化されない。

ウ:誤り。 端末がデータの送信権を確保するために、トークンを獲得すのは、 トークンパッシング方式である。

エ:誤り。 端末ごとにタイムスロットを決めて、データを送信する方式は TDMA 方式である。

【平成14年秋 問63】


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